はい、店舗兼小屋の続きです。
BESSのイマーゴに関しては、キット売りでアレンジが効かない
他で在来で作ると、高くなるけど自由設計ができるうえ、将来的な
メンテの削減が計画的にできる
とのことで、イマーゴと同じ大きさ、仕様で塗装は私がやるとしてソレ以外を発注する相見積もりをお願いしまして、
イマーゴ / 約150万(枕木を周りに(大量に)敷き詰めると約200万)
A社 / 約160万
B社 / 約200万
という見積もりが出てきました。
A社、B社に関しては、イマーゴのあくまで個人的に感じているデメリットをカバーできるような以下のような仕様にしていただきました。
1 屋根はガルバ
2 壁もガルバ
3 窓は1面のみ(イマーゴは窓2、ドア1、引き戸1)
ということで。
B社に関してはちょっと高すぎる・・・ということでこちらは申し訳ありませんが直接担当者にお会いして、お断りさせていただきました。
さて、そうなるとイマーゴと、A社との差となります。
イマーゴ自体に強いこだわりを私自身はもっていなかったので、メンテをできるだけ回避した仕様だと、若干のプラスでA社に軍配が上がります。
ということで、私としては、
メンテの手間を極力減らしたいというなんとも怠惰な意見で、A社にお願いするに至りました。(イマーゴに関しては、監督に電話をしてお断りをさせていただきました。)
ただ、
自由設計ならもうちょっと工夫したい
ということで、デザイン・設計をすることにしました。
はい。
まず、考えたのは、
小さなワンダーデバイスを考えました。
ワンダーデバイスを建てたとき、小屋として小さなワンダーデバイスを建てる人は多いです。
例としてこちらのお友達がそうです。
ワンダーモンキーさん
https://ameblo.jp/ykn0428/entry-11610230468.html
おったんさん
https://ameblo.jp/ac0718/entry-11576498292.html
他にもいらっしゃると思いますが。
ワンダーモンキーさんのミニワンダーは結構デカくて、本人にお伺いしたら、建築確認を必要としたとのこと。それなりにかかったみたいです。
で
私が考えたのは、(横から見た図)
左のもののように、全部が倉庫になっているような建物じゃなくて、
ワンダーデバイスのように袖壁があるようなタイプを考えた。
でも、これには問題があり、ワンダーデバイス自身もそうなのだが、袖壁の部分って延べ床面積に入る可能性がある。
左図のものが、建築確認をしなくていいギリギリのサイズだとして、それを右図がすっぽり包む(正確には室内面積が同じ)ものになっているのだが、この場合、
この赤の部分が、せり出した袖壁の部分なんだけど、この部分が延べ床面積と計算される場合、薄い色の延べ床面積がカツカツの状態ですので、はみ出る分建築確認基準となる。
で
これを確認するために、岐阜市に聞いてみた。
聞いた所はこちらです。
岐阜市 建築指導課
http://www.city.gifu.lg.jp/7838.htm
ここでこの袖壁の説明をするのが割と骨が折れそうだったので、僕なりの説明をさせていただいた。
「甘」という字で説明をした。
図にするとこんなかんじ
甘いという字の真ん中の棒を消す
そのあと
上の棒のせり出した左右をカットする。
残ったのが右のもの。
これで袖壁の概念が伝わるのではないかと。
ということで、
理解してもらえました。
答えは、
このせり出した袖壁が、
2m以上であれば、延床面積として計算する。
それ以下だったら、計算しない。
ということだった。
つづく
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