OSB合板というと
こんなやつです。
強度があり、均一で反りも少ない構造材としても使われている
スグレモノなのです。
ワンダーデバイスの標準のアイランドキッチンの回りに使われています。
僕が建てた2013年の頃は、これに少し白い塗装が施されていました。
さて
OSB合板への塗装についての考察です。
私としては、基本的にはダニの発生を防ぎたいというのが主な目的です。
ダニの発生に一役かっているのが、結露。いわゆる表面結露というもので
ダニのほかにもカビなど、人体に悪影響を与えそうなものが発生します。
さて、参考情報ですが
ガードラックのページから
ふむふむ
流通しているOSBの約7割を占める北米産のものは、
荒材が混じっているものが多く、
ヨーロッパ産のOSBは表目がきれいな素材が多いそうです。
なんだと!!!
参考
http://www.sakuma-mokuzai.com/eco_board_osb.html
http://www.outlet-kenzaiya.net/SHOP/osb00001.html
なるほど、本当にヨーロッパ産とうたって売られているものがある・・・
また、ガードラックさんの記述に気になる情報が
>表面を研磨していない状態で塗装すると、はじいてしまう可能性があります。
>塗装をする場合には、サンダー等で表面の丁寧な研磨が必要です。
・・・
なんだって・・・
ということで
BESSのワンダーデバイス標準の
BESSオリジナルの塗料のベースの
ノンロットさん(三井化学産資株式会社)に
問い合わせてみました。
問い合わせ事項は以下のとおり
1 OSB合板への塗装が可能か?
2 サンドペーパーでの下処理をしなくても問題ないか?
ですが
企業様からの回答をそのまま掲載するのはちょっとアレなので、
かみくだいて表記しますと
1 OSB合板は広葉樹アスペンを使用していることが多く
どの材種であるか確認も必要
2 アスペンは広葉樹ですが、軽くやわらかい材料なので塗装に
不向きではない。塗装は基本には可能。
3 しかし、OSB合板は木材をチップ状にし、接着剤を塗し
高温プレスで成型してあり、表面(塗装面)に接着剤がついている。
4 下処理しないと接着剤が含浸を阻害し、塗料をはじく可能性がある。
5 含浸させて性能を発揮する製品なので、サンドペーパー等での
下処理は必須。
とのこと。
一般的には、OSB合板に塗装をするのは手間がかかる作業ですので
サンドをかけ、塗装するという手間を惜しまなければ可能ですが
大抵は塗装はしないと考えられます。
ということで、
ノンロットにおいても、ガードラックにおいても、
OSB合板に塗装する場合は、
手間をおしまなければ、
サンドをかけてから塗装をしましょう
というお話。
以上です。