薪って乾燥して使うものなんで、当然乾燥しています。
で、
湿度が高いと、薪って湿気を吸います。
雨の日に薪を触ると湿気っているのがわかると思います。
それでも、湿気っているだけで、水分が芯まであるわけではないので焚けるんですけど、春になるにつれ、雨が続いて徐々に薪ストーブの季節から遠ざかっていることを思うと寂しい気がしますね。
この湿気対策ですが、屋外にあるなら避けようがありません。
湿気から遠ざけたいといった対策としては、
1 地面から離す(雨天時の水はね対策にも有用)
2 地面を土ではないところにする(地面から湿気が入る)
3 屋根のあるところに置く
とまあ、当たり前のことなんですが、基本的にはやっぱり屋根などがあり濡れないところで、地面から十分に浮かせた所というのが基本です。
地面から近いと、虫食いや菌類などによる腐食のリスクも上がります。
品質を上げたいなら、それなりの対策をしてもらいたいです。
上の写真の手前の白い薪は、湿気によってカビが生えてしまったエノキの薪です。
これでも冬になると乾燥したので自宅では燃料として焚きましたけどね。