岐阜は記録的な大雨になっています。

岐阜県って、北部と南部に別れます。

正確にはもっと細分化されますけど、県外の人に説明するときって、

南は県庁所在地の岐阜市や工業の盛んな大垣市、航空自衛隊のある各務原市などがある人口が密集した地域で、北部は郡上地方(これは実際は中濃(ちゅうのう)と呼ばれる)から北の地域で、飛騨高山、下呂温泉などがあるのが、この北部です。

南部と北部って、ひとつにできないくらい距離が離れていまして、当然気象も大きく違います。北部は完全に山間部に属するため、気象が安定してませんし、冬は雪深いです。

まあ、岐阜市で30cmの雪が積もったとすると、高山では1m以上つもっていると考えてもいいというくらいです。

今朝も関東地方の友達が「大雨、大丈夫?」って連絡が来ましたが、とりあえず岐阜市は大丈夫です。

ただ北部山間部の地域は山が多いですし、当然これだけ雨が降ると地盤が水を含んでゆるくなり、崖崩れ等がおきやすくなります。

今もニュースでも

崖崩れ

国道156号線がこんなことになっていると写真が掲載されています。(土砂で道路がふさがれた岐阜県郡上市白鳥町の国道156号)

この156号線は、岐阜県の中央を南北に走る国道で、東海北陸自動車道をのぞくと、南北の移動はこの道を使わないと基本いけません。

岐阜県内北部ではこういった土砂災害が多く、南部は洪水などの心配がされていますが、皆さん外出の際は十分こういった土砂災害にきをつけて、無理な山間部の移動は避けていただければと思います。

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