ハースラグって、ナイロンとかで出来ていません。
羊毛でできています。
要は、タンパク質でできています。
ですので、燃えません、正確には燃えないというよりも、燃えにくいというものなんですが、火の粉が飛んでも、「ジュっ」っといって、燃え広がりません。
で
このハースラグ、結局のところ動物性ですので、ダニとかの発生源になっているんじゃないかとか心配になる人がいるかもしれません。
僕は心配です。
ということで、ハースラグのダニ対策を考えたんですが、特にいままでは科学的や殺虫剤を使った処方をしてませんでした。
せいぜい
天日干しにして、敷くっていうくらい。
これがこの上でねころがっていると妙に体がかゆくなることがありまして、気のせいかもしれませんが、気になります。自然のもので、外で乾燥する以上、薪自身にダニやらがついている可能性はあるわけです。(すべからくいえます)
ということで、対策として思いついたのが、
ふりふりカーペット
というのが昔あったよね。
と思って調べたら10年以上前に終売していたようです。
で
代わりになるものをさがしてみるんですが、その前にダニが発生しやすい環境についてご説明しますと。
ダニが発生しやすい環境
1 温度
2 湿度
3 餌
4 寝床
となります。
では温度から。
ダニの繁殖が盛んになる気温は20~30度だそうで、冬のような寒い時期はじっとしているそうです。またダニは高温にも弱く50度の温度を当て続けたり、60度以上で干からびて死ぬそうです。ハースラグの観点からいうと、表面は輻射熱で50度以上になることはあるかもしれないけど、裏面はダニにとって良い環境なのかもしれません。
湿度について
ダニが好む湿度は60~80%だそうです。結構湿度が高くないと行きていけないんですね。
ただハースラグの中に入ってしまえば、湿度もあるので死滅することはなさそうです。
餌について
家にいるダニの主食はゴミや食べかす、フケ、髪の毛、死んだダニの死骸や糞を餌にしますので、ハースラグは毛である以上、温床になる可能性は高いです。
寝床について
どうやら人の肌が接するものを好むようです。ハースラグも然り。
ダニ対策の薬
駆除剤でよく使用されているのはピレスロイド系殺虫剤というものです。
ピレスロイド系殺虫剤は除虫菊の成分から開発されたもの。特徴としては
1 即効性・持続性が高い
2 人に対して毒性が低い
3 隠れている害虫を飛び出させる効果
があります。
ちなみにこのピレスロイド系殺虫剤は魚毒作用が強いので、室内で観賞魚等を飼っている場合は十分に注意するか、使用を避けてください。
ハースラグにピッタリな薬
いろいろ調べたところ、
ダニアースパウダー
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または
ダニクリン防ダニスプレー
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が良いと思います。
ダニアースパウダーは、カーペット・畳に直接振りかけダニを死滅させるもの。
表面使用の場合は掃除機で吸い取り、裏面に使用する場合はそのまま放置。効果は1~2ヶ月持続するとのこと。
ダニクリン防ダニスプレーは、主成分が化粧品に使われている成分で、お肌に触れる場所にも安心して使用できます。また、日本アトピー協会推薦商品でもあります。
使用方法は対象物から約30㎝離してスプレーします。1㎡あたり5~6回程度スプレーし乾かします。
あと、
ダニ忌避剤のご紹介。
ダニ忌避剤
ダニ取りロボっていうのがありまして、何がロボなのかわかりませんが、これが優秀なようです。ダニを誘き寄せて、乾燥させて死滅させる製品だそうです。しかも天然由来の成分でできているので安心!
ハースラグの下に置いて、3ヶ月持続ですので、2つあれば1シーズンカバーできますね。
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1個1500円くらいか。
ということで
施工としてのフルスペックは
1 ダニアースパウダーでダニを死滅させて、掃除機で吸う
2 ダニクリンスプレーでダニが来なくする。
3 ダニとりロボで、それでもしぶとく残った裏側のダニを捕獲死滅
というスタイルで良いと思います。
シーズンに入る前、ハースラグのダニ対策、いかがでしょうか。