私は縁があって美術品のネット販売をしています。
正直返品リスクとかハンパないのですが協力していただける方、職人さんのおかげでなんだかんだ10年ほど続けております。
ネットショップのコンセプトは、
良い物をお値打ちに
とかどこでも唱っていそうなものなのですが、実際のところ美術品業界は、絵師や職人や加工等がアジアで行われているのを平然と国内で書かれたり生産されているようなふりをして販売する業者が多いです。
そもそもアジアの作家さんが書いても、日本人のような雅号で「●● ●●作」などとかかれていますので、売る方も知らずに売っている場合も有ると思います。
で
私のお店のコンセプトとして軸になるものが
国内作家で、国内表装にこだわる
ということ。正直いいますと、ネットショップ運営当初はこれに加え、
手書きにこだわる
というものがあったのですが、ここ数年、質が良い印刷商品等もありまして、そういったものも扱わなくてはならなくなり(もちろん国内絵師のもので、国内生産したもの)、手書きではないものは、「美術印刷品」などと明記しています。
これって卸屋さんとかは「工芸品」とか微妙な言い方をする場合もありまして、買い手の心理としては「絵師や作家さんが手で書いた物を買いたい」というものに対して言い方が悪いですが裏切るような行為になってしまいますので、はっきり「印刷」とうたっています。
作家、制作、印刷等は卸屋や工房に徹底して確認した商品だけを取扱っています。
私的にはアホほどこだわることが、信頼や信用に繋がると思っているのですが、商売下手といったら、商売下手なのかも知れません。
3000〜8000円とかの大量生産された安い印刷商品を薄利でも毎日定期的に発送できたほうが数字だけはあるのかもしれません。(そもそも和物美術品業界が厳しいので参入はオススメできない)
さて、そんなネットショップですが、ちょこちょこ新しい商品を入れたり、廃盤になった商品を削除したりしておりまして、一時期1500アイテムくらいを登録しておりましたが、最近は1000アイテムを切るくらいになっています。
で
新しい商品の登録用に美術品メーカーさんの展示会に参加してきました。
まあ、みてくださいよ。
手塚治虫さんの商品。
当然印刷商品ですが、あまりなかった発想ですね。
箱書きも手書き。霧箱に書いてあります。
このほか
キューティーハニー、デビルマン、マジンガーZ。
ここまでやらなくていいのに感は否めないが、こういった商品を作って行く会社はスゴいと思う。
拡大してみます。
なかなかいいですよ。
個人的にはマジンガーZは床の間に飾ってもいいけど、
僕なら正月とか法事とかで親族が揃う時には外します。
っていうか
そういった使い方はしないかw
基本的にコレクター商品ではあるので。
このほか、僕は取扱うか迷ってますが
みなしごハッチ(タツノコプロ)のシルクスクリーンの絵とか、かなりカワイイ。
物語知らなくても、絵柄だけでもすごくかわいいんですよね。友達の新築祝いとかにあげてもいいとおもう。超オススメ。
ワンダーデバイスとかには、こっちのほうがいいかも。床の間ないし。
ということで、楽天とかネットショップで探すともう出ている商品もありますが、ご相談いただければ頑張りますので興味の有る方はご相談ください。
このほか、節句の人形等も延長線上で扱ってますので、ご相談ください。
掛軸倶楽部
https://www.kakejikuclub.com/
掛軸物語
https://www.kakejikustory.com/
スコットランド蒸留所グッズの店
https://www.distillery-goods.com/