薪の納品時にこの数年、微妙なトラブルがある。
トラブルというか、クレームなんだけど。
これがいくつかあります。
まず1つ目ですが、
それは、選木や雑木の乾燥薪の納品の際に枝の薪が入っている場合、お客さんからクレームが出る場合がある。
全部が全部じゃないけど、枝薪が混じっている薪の納品の際に値引き交渉や棚に乗せてからのキャンセルが出たりすることがある。
棚に乗せてから言われます。
枝が入っているのにこんなに高いんですか?
と言われる。
枝の薪が質が悪いっていう訳ではないと思うんだけど、うちは枝の薪が中に混じっているからといって、安くはしていないし、枝の薪だって生産工程の中で入っており、山師からもそれなりの値段で買っている。
そもそもこの事業自体、山師から原木を買っていて、計算すると赤字なんですけど・・・
確かに枝は、燃え尽きるのは比較的早いかもしれませんが、当店では分けて生産も販売もしておりません。
棚によっては、枝が多い棚もあり、枝が多い場合はどうしてもかさが増えますので、多めに載せて納品したりしています。
ちなみに枝に限らず、雑木のシイやクスなどの比重が少ない樹種が多い場合も、多めに載せるようにしています。
脱線しますが、最近はサクラとエノキの性能が同じくらいだとおもうようになってきました。
さて
枝薪の話にもどりますが、棚に載せてから枝が多いって思ったお客さんが枝がこんなに多いのに高すぎるって言うことがあり、1回だけ、キャンセルになって30分くらいかけて載せた薪棚からまた軽トラに戻してさらにそれを在庫の棚に載せたことがある。(これは凹む)
どうやらお客さんが他店の規格を持ち込んで話しているようなんですが
「枝薪は安価なもの、質が悪い」っていうイメージがついてしまっているようです。
なんていうか
よそはよそ、うちはうち!
と、その昔母に言われた私はそれを想像してしまった。
にしても、今後こういったトラブルが増えるようならっていうことで、ホームページの表記を追加することにしました。
そういや、ナラやクヌギの皮が剥がれるものが多い薪を以前「質が悪い」とクレームを出してきたお客様もいらっしゃいましたね(汗
そのお客様は樹皮の下に水分の層があるので、伐採したタイミングで水分を多めに含んでいた木であることと2年乾燥をしていることから、乾燥が進んで剥がれやすいっていうのを説明させていただきました。