燃焼方式について
輻射式と対流式がありますが、やはり燃焼方式を重視します。
触媒方式とクリーンバーン方式ですね。
触媒方式
1次燃焼(薪)の次に2次燃焼(煙が燃える)さらにその次に出た煙を
触媒を通して3次燃焼をするというものです。
Co2やクレオソートなどは完全に焼けきって、煙突から排出されます。
薪の燃焼を最大限にいかせれ、環境に最も良いストーブです。
クリーンバーン方式
触媒を使用しないで、燃焼効率や排出ガスをクリーンにする方式です。
※メーカーによっては「クリーンバーニング、ノンキャタリック」などの表記をしている場合があります。
1次燃焼(薪)の煙に、1次燃焼で加熱した「空気/熱風」を吹きかけ
引火させて2次燃焼、3次燃焼させるシステムです。
見事に迷ってしまったので、
ここは手間とお金のかからない方法を選びます・・・
が、薪の燃費は直接お金に関わってくるので、メリットとデメリットを
出しますね。
●触媒方式
メリット
排気ガスがクリーンバーンよりも綺麗。煙が少ないため、市街地でも安心。
さらに煙突のメンテナンスが軽減される。
一つの薪から得られる熱量が多いため、薪が長持ち。コストが削減。
メインの暖房器具としては最適
ダンパー(ギアみたいなもの)により、点火が楽になったり、燃費効率を変えられる。
デメリット
価格がクリーンバーンより若干高め。
着火時の操作(ダンパー操作)が一つ多い。
触媒の定期的交換によるコストがかかる。
●クリーンバーン方式
メリット
触媒方式に比べ若干の低価格。
構造がシンプルで故障の心配が少ない。
着火などの操作が比較的簡単。
美しいも木の燃え方、炎の動きが見れる。
触媒交換の必要性がない
補助の暖房器具としては最適。
デメリット
触媒に比べると若干排ガスが多い。
薪の燃焼時間が短いため、薪消費量が増える。
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性能からすると、「触媒方式一択だろ」と思いますが、
触媒方式は、触媒の交換があります。
ただでさえ高いメンテナンス料に、触媒料金とその工賃がかかるので
高いですよね。工賃は自分でやるにしても、触媒はそんなに安くはない。
調べたら、16000~24000円くらい。
大量に生産されていて、価格ドットコムとかで販売店が安値を競争しているのなら
いいのだが、そんなに安くはないよね。
交換は3~4年。
対してクリーンバーン方式は、シンプルで故障も少ない。
だが、薪の消費が触媒方式と比べると多いってこと。
この消費の差が雲泥の差ほどあればやはり触媒方式一択なんだけど、
クリーンバーン方式で、触媒方式並みの熱量と燃費が実現できたらいいですよね。
そんなストーブを探してみました。
ネスターマーティンS33
というか、ワンデバの情報を提供して頂いている方が使っているものが
コレだった訳なんですが。
上位機種もあるのですが、このタイプで130m2(39.39坪)をカバーできるので
ワンデバ8スパンだとまさにジャストサイズ。
しかも
針葉樹も焚けます。
価格も定価が399000円なので、予算から5万くらいオーバーしそうですが、
比較的工事が簡単と言われるストレート煙突の件もあり、トータルで予算内に納まってくれ。
B-topのタイプは料理が出来るということなんだけど、薪ストーブで料理する?
そりゃピザとか焼けたらいいなあとは思っていましたが。
ピザが焼きたいがために高いランニングコストを払うのもアレだし。
嫁さんがこれで料理したいって言ったら、これにしてもいいかな。
で、
このネスターマーティンは、岐阜だとどこのストーブ屋さんが扱っているの???
と思っていたら、
さくらプランニングさんが扱っているとの情報。
相見積り作成の為に
日本薪ストーブさんと、ファイヤーライフさんで取り扱っているか問い合わせてみます。
あと、岐阜県産の薪ストーブも、
針葉樹や建築廃材が燃やせますよ。
「アグニ」
http://www.nbk-okamoto.co.jp/agni/index.html
漆黒のスタイリッシュなデザイン
あのネズミが大好きなお子さん、お母さんも大喜び。
料理も標準装備でできますね。
ところで
アグニって、あの「炎帝アグニ」からきているらしい。
ファンタスティックなネーミングセンスだなあ
ただ、独自のハイブリッド方式で、触媒入りなんだよね。
もしやと思い、助成金や補助金情報を調べましたが、無かったです・・・
というか、2009年、2010年に環境省から薪ストーブの補助金って
出ていたんですね。もう廃止されたみたいですが。ガッカリ