企業の声かけをいただき、川の木をもらいました。
まずは目立てをしていきます。
川の木とか、土木作業の際に出た木って、よく石がかんでいたりします。
重機で掴んだりした際に、石が樹皮に食い込んだりしますし、裂けることも多いので、
その裂けたところに石や砂が入る。
で、チェーンソーの刃がすぐに使えなくなるケースが多い。
なので、うちのような目立て機を使う場合は、アウトドア電源と目立て機を持って行って現場でも電気目立て機を使えるようにしたほうがいいですね。
そういや最近玄関で目立てするようになりました。
現場は川なので、柳とかエノキがありました。これは柳です。
結構太い。
それに健康ですね。
ヤナギ、ケヤキ、ムク、エノキの現場でした。
ヤナギは下の中くらいの薪になりますが、エノキは中の下くらいですかね。
ヤナギって乾燥するとめっちゃ軽くなるんです。川の木は、水を多く含む性質があるので、薪として乾燥させると大きさのわりにみょうに軽い薪になりますね。
公園や神社とかから出る、クスも同じ感じです。
クスって、割ると独特のスッとする臭いのでる木です。(樟脳の臭い)
ただクスとヤナギの薪としての性能が近いといっても、割る労力はヤナギのほうが断然楽で、クスはささくれ系ですごく割にくい。割にくいわりに性能もよくないので、クスが入った薪棚の出荷のときは、私は多めにさせていただいています。
ささくれ系といえば、この現場のムクとケヤキですね、この2つもささくれ系の木で、しかもこの2種類はトップに君臨する薪割り難度ですね。
ただ比重があるので、ケヤキもムクもすごくよい薪になります。
ケヤキよりもムクのほうが比重がありますね。いい薪になります。
選木の中にムクを入れたいくらいなんですが、量が出ないのでやめています。