薪について、思いがけないクレームを受け取った。
以前、選木薪を納品した先の方からなんですが、
その選木薪ってほとんどがカシだったんですよね。
なんでそれがわかるのかっていうと、この数年、山師から太い原木が出るのが
ほぼカシだからなんです。
太い原木ですので、40cmでは運べないので35cmでスライスするわけで。
つまりそのお客様は35cmの選木薪を購入したというわけです。
今年は35cmのナラ薪を作ってますけど。
で
どんな話だったかというと複数のご指摘
1 あまり暖かくない
2 灰が多い
とこの2点。
どちらも難題である。
特に1
カシの薪っていったら、世間一般に
薪の王様
である。
キングオブ薪
それが暖かくないって言われると、もう何も言えない。
焚き方なのか?と思ったけど、その道のベテラン20年のユーザーなのだ。
では間違って含水率の高い薪を入れちゃった?
ありえません。
完全に棚を分けて管理しているので、それはありえないのです。
納品した薪は他のユーザーと半分こしていて、その半分のユーザーからはそういったクレームはありません。
しかも
うちから提供される薪って必ず2年乾燥したものなので、1年乾燥のものと比べ燃え尽きるのが早くても、火力がないと言われることはないと思う。
っていうか、いままで薪が大きくて扱いずらいっていうクレームはあったけど、2年乾燥の選木薪が暖かくないって言われたのはこの道7年目だけど初めて。
どういうことなのか。。。
あと、灰が多いっていうことだけど、雑木は確かに灰が多い。柿なんて、
キングオブ灰
ですよマジで。
で
カシはどうかっていうと、
どうなの?
ナラに比べて多いの?
このへん体感してあまりわからない。
ナラに対して、カシのほうが灰が多いのか、自分でいままで体感もないし、聞いたこともないし・・・
以前、友達の薪ストーブユーザーが、ナラばかり焚いていて、1シーズンで灰を書き出すのが2回くらいって言ってたけど、そんなの灰出ないの??っておもったことがあるが。
ということで同業者に聞いてみようと思う。
まあ、カシの薪はカシだけ1立米だとナラと比べて割高に販売している業者もいるくらいなので、うちはまだ雑な分比較的良心的ではあると思ってんですけどねえ。
ただうちの選木薪って、
ナラ、アベマキ、クヌギ、カシ、ケヤキなんですよね。
ケヤキはいろいろ悩んだ結果、選木にしたんです。ケヤキが入っているのは
うちの特徴だと思ってもらいたいし。
ただ、アレなんすよ。
キャンプの薪にケヤキを入れると、それを割って使いたい人が困るのは確かなんだよね。
わりにくいから。
今後ちょっと考えますわ。