おもわず長いメールになりましたが、
これからのユーザーさんに宛てたメールの一部を
ここでご案内します。
一部というのは、業者さんから拡散は避けて欲しい等といった
希望が出たりしているので、その部分編集しています。
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長いメールになりますのでご覚悟ください。
さて、
はじめての薪ストーブで、不安と期待があると思います。
大事なことは、以下のとおりです。
ストーブを
1 火災にならない
2 煙りで近所迷惑にならないように
3 家族にもやさしく火傷などしない
薪を
1 できるだけ安く入手する
2 安全に備蓄乾燥する
3 怪我のないようにする
おおまかにいったらこういったことですが、
1 火災にならない
薪ストーブでの火災で最も多いのが、煙道火災というものです。
これは、煙突にすすやタールがたまって、それに火がついて煙突の中が
燃えるというものです。
これを防ぐには、薪と焚き方等に工夫が必要です。
1 燻すような焚き方をしない
2 十分乾燥した広葉樹薪を使う
3 毎年必ず煙突掃除、メンテナンスをする。
4 洗濯物、燃えるもの等を近づけない
こうなります。
1 燻すような焚き方をしない
温度が上がる前に大きな薪を入れたり、水分の多い薪を入れると、
煙りが多く出ます。
できれば煙が少ない焚き方で工夫していただきたいです。
2 十分乾燥した広葉樹薪を使う
乾燥した薪は、水分がないので燻しにくいです。
ただ乾燥しすぎると、火持ちが悪くなりますのでご注意ください。
バランスのよいものをお使い頂ければ良いとおもいますが、
煙突の位置、家が隣接などしているようでしたら乾燥が進んだものを
選ぶと良いです。また、薪づくりにおいても、太いものより、
中薪くらいのものを作り、日当りがよく風通しの良い所で備蓄すると
早く乾燥します。
3 煙突掃除をしないと、煙道火災のリスクが上がります。
毎年ちゃんとシーズン前またはシーズン終わりにやるべきです。
ちなみにメトスは名古屋にお店をもっていますので、平日に行く機会があったら
写真をもって営業さんとお話等をすると良いかもしれません。
4 洗濯物、燃えるもの等を近づけない
我が家では、ストーブの位置にもよりますが、2Fから何か物を落とすことを
禁止しています。自分たちが気がつかない間に子供が上から物を落とした際、
ストーブ付近に落ちたものが燃えて火災になる可能性があります。
また、ふわふわしたもの、ボール等、転がる物はストーブの近くで使わないという
ルールづけをしています。
火災につながったり火傷したりは避ける為に、できるだけルール化して、
それを守っていくようにしてください。
また、消化器等も念のため、近くに置いて頂くと良いと思います。
2 煙りで近所迷惑にならないように
これは、1の燻すというところにも関わってきますが、
煙りが大量に出るような焚き方をすると、ご近所の洗濯物に
煙りがかかって、苦情が発生します。
ですので、
1 煙りの出ない焚き方を工夫する
2 薪の乾燥度合いと、樹種に気を遣う
3 ボンド等が入った集成材等を燃やさない
となります。
3 家族にもやさしく火傷などしない
これに関しては、小さなお子様や、子供の来客時にストーブの周りに
近付かないように注意すること。
できればハースゲートをご購入ください。
https://www.firesidestove.com/products/accessories/accessories_cat/hearthgate
ハースゲートは、要は柵です。子供の侵入を防ぎます。
あと洗濯物などをかけると乾きますが、火災になる原因になりますので、
避けてください。
ストーブに関しては、中古でいいのでアマゾンで本を購入して読んで知識を入れ、
安全を確保し、楽しく使っていただきたいと思います。
次は薪です。
1 できるだけ安く入手する
2 安全に備蓄乾燥する
3 怪我のないようにする
では
1 できるだけ安く入手する
1〜2年目はどうしても薪を購入しないといけません。
安く安心できる業者を捜して購入してください。
いつの薪か、何の薪か、明確にうたっていないところ、
もぐりなど、ノークレームノーリターンをうたったり、
交換など、責任をとってくれないようなところはできれば
避けてください。
2 安全に備蓄乾燥する
薪を家の外に置きますので、シロアリ等の不安があります。
必ず木材を地面から離して乾燥し、シロアリの危機から遠ざけてください。
また、日当りがよく、風通しが良い所に乾燥用の薪棚を作ってください。
薪棚は、乾燥用の薪棚と、乾燥した薪を家に取り入れるための薪棚が
必要になります。
乾燥用の棚が家の勝手口近くにあれば、1つで済みますが、生木と一緒に
ならないように注意してください。
3 怪我のないようにする
安全な道具、未を守る道具等は一式もっておいてください。
キックバック等をしたときに自動的に止まるチェーンソー、
足を守るチャップス、頭を守るヘルメットなど、
一式揃えておくと、安心です。
斧で割る際も、足を割らないように、手前に丸太などをおいて
安全を確保してください。
ながくなりましたが、
まだまだ良い足りないことはあります。
僕のブログの薪ストーブのところと、薪づくりのところを
時間があれば読んでいただけると良いと思います。
ファイヤーサイドの商品は私は取り扱っていますので、
必要なものをご連絡いただければこちらで仕入れてお安くご提供できます。
年内はもう時間がないので、年内納品をご希望の場合はできれば
今日明日中くらいにご連絡ください。
最後に
間違った情報をご提供しているつもりは一切ありませんが
損害が発生した場合の責任は負えませんので予めご了承ください。
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