仕事で美術品を扱う機会があるんですが、その延長線上で美術業界にも少し足をつっこんでます。
そもそも美術販売の関係者は僕がデザイナーだっていうことを知らない人がほとんどですし、デザインのお客さんは僕が美術品を売っている事を知らない。
そしてどちらも薪を売っていること、スコットランド蒸留所のグッズ等を販売していること、スチールの代理販売店をしていることなどを何も知らないわけです。
実をいうと僕は専門学校時代はイラストを習っていました。
イラストレーターを目指していたんですね。
で
実際就職しようってことになると、イラストレーターの需要が少ない事、イラスト自体よりもカット的なものの需要が多い事がわかりまして、デザイナーとして就職をしまして、その後、印刷会社を入退社し、デザイン事務所に就職し、
企画書の自動販売機
という二つ名のついた社長の下でデザインと企画を学びました。
なので、デザイナーでありながら、絵やイラストにも興味があるというか、勉強して、仕事としてやっていたので、美術品なんてリスクの高いものを扱っていたりします。
まあ、そんなこんなですが是非来てくれと言われて行きました。
https://gifuartforum.wordpress.com/
で
いってみたんですが展示されている作品のメンバーがスゴかった。
開催地は鶯谷高校の近くのお寺だったんですが、スゴく感じのいいお寺でした。定期的にギャラリーや展示会もお寺でやってるそうです。
気に入ったものは、販売もしてもらえるそうでした。(手書きではないです。)
僕がきになったのは
この猫のイラストの軸。
有名なイラストレーターさんですけど、猫がセンスを持ってるその姿で「松」を表現しています。よく考えてありますね。
あとはお寺の茶室に飾ってあったこのウサギ。
そしてゴールドの表装って。
表装に関しても、業界に足をつっこんでいる自分でさえこれどうやって表装したの?
っていうかこんな生地ないよね?
っていうマニアックなところで、当日の担当の方(某取引先社長)と語り合ってました。
また是非見に行きたい実に楽しい展示会でした。
これからのデザインと美術業界(日本画)をぐいぐい引っ張って行っていただきたい。
ちなみに、
このお寺の住職さんは本堂の襖に絵を描いていらっしゃっていまして
このように飾ってありました。
襖を板にして、その上にアクリルガッシュのようなアクリル系の塗料を塗ってから、上に重ね塗りしているみたいな感じでした。
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