一昨年までは伐木の機会なんて全然なかったのですが、
去年から木を倒す機会が増えてきました。
で
今回山主さんに頼まれたのがこれ
ポッキリいってますよね。
そしてかかっています。
いわるゆ「かかり木」です。
根元が腐っていて、風でポッキリいったみたい。
この木、腐っているのは根元だけで
健康状態も良いアベマキでした。
ということで
ゆぅさんと2人で朝待ち合わせて作業をしたのですが、
ろーぷをかけて落とそうとしても、落ちない、何度やっても無理・・・
ということで、チルホールを倉庫からもってきたのだが、
チルホールのワイヤーが正規のものじゃなくて、つかいものにならない・・・
道行く人に頼んで3人で引っ張っても、無理・・・
ということで、
1 とりあえず今日はあきらめる
2 危険だが、リスクを承知で切るか
という選択になり、当然1なのだが、実際のところこの木の近くに
道路があり、人が歩いているので、危険ということで、
極力リスクのないように切ろう
ということにしました。
で
まあ、こんな状態なんですが
これを
ここで切りまして、
こんとき、切っている最中に、右にすべったり、手前に滑ってくる
リスクがあるわけです。足などが木につぶされる可能背もあるので
ちゃんと逃げる導線は、石や木などを移動し、小さな木の枝なども
はらっておきます。
はい
そのまま落ちたので、さらに切ります。
くりかえします。当然、毎回切るたびに傾斜がなくなっていきますし、
徐々に倒れる方向が予測できなくなります。
そしてこうなりました。
こうなると、どこに倒れるかほとんど予測できません。
ただ実際は枝のひっかかりからして、グレーの木の斜め手前には
倒れないので退避の導線を確保しました。
で
ここで切ると
ようやくこう倒れました・・・
結局、いろいろあって、ここまで3時間くらいかかってしまった。
切ったナラはゆうさんと山分けですわ。
お疲れさまでした。
で
チルホールのワイヤー(TU-16専用20m)
オタフク滑車
シャックル 3個
2〜3mのワイヤー
を今週中に購入することにしました。