以前から「柿の木は大変」と、事務所に薪ストーブを導入しているカメラマンさんとか
聞いておりましたが、本当に大変でした。
1 堅い
2 節くれだっている
3 真っ直ぐなところはほぼない
4 独特のねばりがある
5 薪棚に置きにくい
6 うろに土がたまる、また農家によってはモルタルを詰めているところもある
1~3の原因で、斧で割るのはほぼ諦めた方がいい。(よっぽど太く素性がいいなら良いが)
4はささくれやすい。まあ、カシほどじゃない。
5は、原因2・3により、薪棚に納まりにくく、納めてもロスがある。
まあ、スペースがあればいいけど。
6はチェーンソーで切る前に絶対確認するべき。
会社の近くの柿の木を先月切ったのだが、山柿で、一切管理されていなく
20mくらいに伸びたものだったので、丸太は素性がよく、斧でも割れたのだが、
農家の柿は、真っ直ぐ縦に伸びてしまうと収穫がしにくいので、
とにかく曲げて横に伸ばすので素性の良い幹になるところはほぼなく、
まめに剪定をしているので、こぶだったりうろだったり、とにかく凄く節くれ立っている。
農家の柿が大変だっていうところはここにありますね。
軽トラでいうとだいたい1杯くらいはもらったのですが、実際機械で割れたのは、
4分の1~3分の1くらいで、あとはチェーンソーで細かく輪切りなどにして、
果物袋に入れ、2年以上乾燥させることにしました。
まあ、20tクラスのマシンがあれば、そこそこ割れると思いますが
それでも節が多いので変な割れ方をするので、薪棚のおさまりは良いとはいえませんね。
柿の木は実はこれでもらうのは2回目で、
1回目は姉が柿生産地の地域の農協のセンターにいるので、そこでもらったのですが、
そこの木はまだ加工がしやすかった気がします。たまたまかな?
写真の薪棚の左上あたりからの、黄色い薪が柿です。
当然のことながら、燃料になりますし、もらえる薪なので大変ありがたいです。
オヤジの知人の山を持っている方と、土木会社の社長に木材の相談をしてきてもらったのだが。
山を持っている方からは許諾をいただいたが、土木会社の社長は連絡がつかず、いまのところ
保留。現場のはしっこで要らない木材を玉切りしてもっていっていいなら、お互いにとって
メリットにはなるよね